株式会社 MIRAI EYE

企業(起業)理念

未来の目を未来の人生のために

より良い人生、より良い世界を実現するために、我々はまず、自分の身の回りの小さな世界 をより良いものにする。

我々は、常識を超えた発想で今までに世界になかった新しい価値を創造する。

我々は、全人類が罹患する目の病気-老視と白内障―に対し、革進技術で作る よりよい視力―未来の目―を提供する。

豊かな世界 の実現に貢献する。

より良い人生、より良い世界を実現するために、我々はまず、自分の身の回りの小さな世界 をより良いものにする。

代表取締役あいさつ

    40 歳を超えた頃からほとんどすべての人が老眼を自覚し、60 歳を超えた頃からほとんどすべての人 白内障を罹患します。
   世界中で高齢化が進む現在、老眼と白内障を手術的に矯正する方法は、まさに時代が 強く求めるものです。齢をとっても、パソコンやスマホを使いこなし、高速道路で車を 乗りこなす為のより質の高い視力が求められているのです。
    我々は、今まで完全に成功した者がいない、老眼も白内障も解決して遠くから近くまで眼鏡なしでスムーズにはっき りと見ることのできる新しい眼内レンズを開発します。

    焦点調節力をもつ眼内レンズ(調節眼内レンズ)の開発は、2010 年、私が白内障手術シミュレーター「KITARO」を開 発・販売するために作った株式会社 Frontier Vision で始まりました。2014 年からは、日本医療研究開発機構(AMED)の 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)に採択されて、調節眼内レンズの開発が行われ、2017 年からは、眼内レンズ に関する事業は、株式会社 MIRAI EYE に移管されて、AMED の産学連携イノベーションプログラム(ACT-MS)に採用され、 その開発が引き継がれました。

    (株)MIRAI EYE は現在、株式会社メイホー、Excel Optics 社(インド) 及び、Sankara 病院(インド)をパートナーとして Simple-move Lens と Active-move lens という 2 つの眼内レンズを開発しています。

株式会社 MIRAI EYE 代表取締役社長
飽浦 淳介

この内の Active-move lens は、柔らかいレンズの曲率を変えて大きな焦点調節力を発揮する人類の夢を実現する眼内レ ンズです。世界で 20 億人の老視人口が対象で、老視矯正の新しい分野を開拓するレンズです。現在プロトタイプができ ている段階です。

一方、Simple-move Lens は、単焦点レンズの前後移動でマイルドな焦点調節力を発揮する眼内レンズで、世界で 3,000 万枚/年以上使用される一般の眼内レンズにとって代われるレンズで、現在、製品仕様の試作品ができ上がっていま す。

2020 年、最適化した Simple-move Lens でインドで非臨床試験を行おうとしていた矢先、新型コロナウイルス感染拡大 により、調節眼内レンズの開発がストップしています。弊社は、この時間を使い、8 種類の手術器具の開発に株式会社 メイホーと共に着手しました。8 種類の内、3 種類の手術器具の開発が進み、2022 年から順次日本及び世界で販売予定 です。従来の製品にとって代わる画期的な製品になると確信しており、この手術器具の販売で得た資金を、会社の拡充 と調節眼内レンズの開発にあてます。

株式会社 MIRAI EYE 代表取締役社長
飽浦 淳介

会社概要

企業名

株式会社 MIRAI EYE

設立年月日

2017 年 5 月 25 日

本社所在地

〒663-8113 兵庫県西宮市甲子園口三丁目 9-8 青葉ハイツ 203

メールアドレス

info@miraieye.co.jp

資本金の額

5265 万 9000 円

TEL

+81 (0)90-3162-7021

主要事業目的

  • 眼内レンズの開発、製造、販
  • 医療機器、医薬品、医薬部外品等の開発、製造、販売
  • 医療に関する情報提供サービス及びコンサルタント業務
  • 医療に関する出版物等の製作及び販売
  • 手術教育その他の医療に関する研修会、講習会等の開催
  • 医療機関、企業、団体における経理、総務に関する サポート業務

沿革

2008
飽浦が、白内障手術シミュレーター「KITARO」の開発と販売を目的として株式会社 Frontier Vision 設立する。ドイツ、フランス、米国、韓国、シンガポール、インド、中国、コロンビアの販売代理店を通じて「KITARO」が世界中で販売される。
2010
賛同者からの出資を受けて、飽浦が株式会社 Frontier Vision で調節眼内レンズの開発を始め る。
2012
初めて調節眼内レンズの試作 (M-ring) を行い、宮崎大学動物病院永延教授のもとで動物実験を行う。
2014
調節眼内レンズの開発を加速させるために、飽浦は、(株)Frontier Vision の代表取締役を辞任し、鳥取大学医学部附属病院次世代高度医療推進センター特任教授>に就任する。鳥取大学次世代高度医療推進センターの飽浦を研究責任者とした調節眼内レンズの開発が、日本医療研究開発機構(AMED)の A-STEP ハイリスク挑戦タイプに採択され、株式会社 Frontier Vision を責任企業として、鳥取大学次世代高度医療推進センター、宮崎大学動物病院、株式会社クニムネをコンソーシアム、株式会社メイホー、株式会社キメラを共同開発企業として研究開発が行われる。
2016
AMED の A-STEP 事業が終了。飽浦は鳥取大学次世代高度医療推進センターを退職する。
2017
Simple-move Lens と Active-move lens の開発を行う為に飽浦が株式会社 MIRAI EYE を設立し、代表取締役に就任する。
動物実験で製品の安全性を確認する事が大切と考え、飽浦が宮崎大学動物病院に研究員と して勤務する。
宮崎大学の飽浦を課題リーダーとした Simple-move Lens の開発がAMED の ACT-MS に採用され、(株)MIRAI EYE をセットアップ企業、(株)メイホーを共同研究開発企業として開発が行われる。
2018
日本眼科学会総会の国際シンポジウムで、Simple-move Lens について飽浦が発表。
2019
インドでSimple-move Lens の非臨床試験を行うも、プロトコル作成の失敗で臨床試験に進めなかった。 AMED の ACT-MS 事業が終了。
2020
最適化した Simple-move Lens で、インドでの非臨床試験を開始しようとしていた矢先、新型コロナウイルス感染拡大によって、調節眼内レンズの開発がストップする。 この開発がストップしている期間、(株) MIRAI EYE は(株)メイホーと共に、(株)Frontier Vision時代からの宿題であった 8 種類の医療機器の開発を行う。
2021
(株)MIRAI EYE が第 2 種医療機器製造販売業許可を取得。
2022
8 種類の内の 3 種類開瞼器、アイドレープ、瞳孔拡張器の開発が進み、開瞼器は春より、アイドレープと瞳孔拡張器は秋より、まず日本で、そして世界で販売予定。

研究開発・事業化・販売体制

日本のパートナー

メイホー

担当:芳賀 善九

調節眼内レンズの共同研究開発
手術器具の共同開発
眼内レンズ・手術器具の製造

光機械製作所

担当:鈴木 潤一 (R&D CENTER)

調節眼内レンズの超短パルスレーザー加工

津田製作所

担当:津田 基

手術器具金属部の共同開発・製品作製

Frontier Vision

担当:キラン ポクレル

手術器具の簡易試作 ・手術シミュレーター「KITARO」を眼内レンズ と手術器具の機能検証用に改良・提供

宮崎大学動物病院

担当:永延 清和

調節眼内レンズの動物実験に よる安全性、機能性検証

株式会社 MIRAI EYE

代表:飽浦 淳介

  • 調節眼内レンズと手術器具の基本設計・改良設計 機能検証
  • 手術器具製品製作、製品の組み立て梱包・出荷
  • 特許出願・管理
  • 薬事申請
  • 手術器具や製造所の品質管理・安全管理

手術器具の日本での販売委託

はんだや

リィツメディカル

インドのパートナー

Excel Optics

担当:Srini Srinivasan

調節眼内レンズの共同研究開発
インド、南米における手術器具 と調節眼内レンズの販売

Sankara Eye Hospital

担当:Kasi Reddy

調節眼内レンズの共同研究開発
インドでの臨床試験の実施

 

(本社所在地と販売地域)

FCI, S.A.S (フランス・パリ)

(EU・中東・オーストラリア・中国)

FCI, Ophthalmics (アメリカ・Pembroke)

(米国・カナダ)

ウジョンメディカル (韓国 ・ソウル)

(韓国)

Excel Optics (インド・チェンナイ)

(インド・南米)